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上田恭子さん展覧会 at LADS GALLERY

淀屋橋駅近くのLADS GALLERY で2024年6月29日(土)~7月7日(日)に開催された高津24期上田恭子さんと、上田さんのご友人の奥野容子さんとのコラボ展。
それぞれの作品を合わせることで一つの空間表現をするという試みである。
ギャラリー入口のガラス扉のすぐ向こうの一画に設えられた神社の「茅の輪」をイメージしたインスタレーション。
上田さんのファイバーと奥野さんの陶芸、どちらも軽やかで繊細なそれぞれの作品たちが、木でつくられた大きな輪に絡みついている。
それぞれに手をかけて作り込まれた、素材や質感、フォルムの異なる小さな作品たちの対比の妙が心地良い調和を生み出していて、大学時代からの友人だという2人の息の合った仕事ぶりを感じさせてくれる。
魚の形をした上田さんの作品。上の白い方は絹紗を重ねて、左下は新聞紙を素材として織られている
その作品たちの合間にこの展覧会の来訪者の言葉を記した船型の短冊がくくりつけられていた。
来訪者もワークショップのように2人の作品づくりに参加するという、楽しい企画である。
来訪者は手渡された紙の船を前にして、さて何を書こうか。。といささかの緊張を感じながら、船が願いを運んでくれることを信じて、それぞれ思い思いの言葉を書きつけて帰っていく。
2人の作品を覆いつくすくらいに紙の船が増えていく程に、大きな茅の輪はより華やかさを増していき、展覧会最終日の七夕にこのインスタレーションは完成するのだろう。それと共に皆の願いも星に届くのかも知れない。
訪れた7月5日は梅雨の合間の厳しい猛暑の一日だったが、上田さんたちが紡ぎだすこのギャラリーの一画には、爽やかで涼しげな風が吹いているようだった。
<月光仮面>

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