一部

2013年の還暦同窓会から11年ぶりとなる古希同窓会。前回とほぼ同じ132名の参加者に加え、恩師の先生方もお三方に出席をいただき、母校にも近いホテルアウィーナ大阪にて盛大に開催されました。

２４期同級生カップルである橋本夫妻（3-J橋本君、3-F旧姓三好さん）の司会で、ますは物故者に黙とうし、先に旅立った仲間達に思いを馳せました。

24期幹事の3-H田中による開会の辞に続いて、升井先生、中村先生、山岸先生からそれぞれお言葉をいただき、3-B山本（旧姓高山）さんが、感謝の言葉と共に記念品を贈呈。

お元気な先生方に出席者一同、大いに元気をいただきました。

さて3-H越前谷（旧姓藤本）さんの乾杯の音頭で、いよいよ宴の開始です！

一部では特別な企画が２つ。

一つは3年から1年までの各年時クラス毎の席替えで、まずは3年時のクラス毎に着席のあと、会の途中で2年時、1年時と2回席替えを行いました。

今回、皆に配布した名札には3年から1年までの各年時のクラスと、卒業アルバムから取った当時の顔写真が印刷されており、司会の橋本君の号令で、皆がわいわいと自分のクラスのテーブルまで移動、名札の顔写真と目の前の現物とを見比べながら、忘れかけていた旧交を温め大いに盛り上がりました。

もう一つの企画は、この会のために結成されたKOZUコッキ―カルテットの特別公演。

バンマスの3-G増田君と3-A秋國君のクラリネット、3-G石崎さんのピアノに、越前谷さんのカフォンが加わり、先ずはインストの3曲を披露。何度も妥協のないリハーサルを重ねた成果を、たっぷり披露してくれました。

演奏中は皆おしゃべりを止め、静かに聴き入ってくれたのには、コッキ―カルテットの面々も大感激でした！

演奏のあとは2年時のクラスで席替えをしての歓談となりました。

引き続き24期ＷＥＢ担当の3-F蓮池さんから、24期ホームページとLINE公式アカウントの紹介がありました。

そのせいもあってか、この日以後のホームページのアクセス数が急増しました。喜ばしいことです。

さらにその後、1年時のクラスに再び席替えを行っての歓談です。この頃になると、会場全体は最高潮の盛り上がりに！あちこちのテーブルで皆の笑顔が弾けました。

そして再びKOZU コッキ―カルテットが登場。これに3-I久保田君、3-A本猪木君のギターと、実行委員を含む有志のヴォーカルが加わり、「心の旅」を唱和。やはりこの時代の楽曲は心に染みます。

そしていよいよクライマックスの校歌「朝霧」です。

この「朝霧」も、もちろんKOZU コッキ―カルテットの生演奏。

ところが、皆に配布した歌詞には何故かあの「六甲おろし」の一節が？

実は阪神ファンのバンマス増田君の遊び心で、「朝霧」の間奏に突如として組み込まれた「六甲おろし」でしたが、あまりに違和感なくアレンジされていたため、阪神ファンならずとも思わず口ずさんでおりました（笑）

作曲者の大塚善章先輩、どうか寛大な心でお許しの程、お願い致します。

そして、3-J中田君の中締めでは、改めて先生方へ感謝の拍手の後、この古希同窓会や24期ホームページを契機として２４期の皆がより一層交流を深めながら、これからも健康に過ごせることを祈念して、大阪締めで締めくくられました。

その後の集合写真撮影のあと、引き続き二部に突入です。

二部

二部は同じ会場で、87名が参加。秋國君の乾杯の音頭のあとは、飲み放題、唄い放題の2時間に。

予め久保田君、本猪木君のギターやコッキ―カルテットが生で伴奏できるよう準備が出来ていた１０曲の歌詞カードが配布されました。

ステージは誰でも使用可能で、演奏も自由。

ギターで引き語りの自演や、久保田君、本猪木君のギター伴奏、会場備えつけのカラオケなどで、皆が思い思いに懐かしい曲を熱唱しました。

自由席となった各テーブルでは、それぞれ尽きぬ話に花が咲き、あっと言う間に時間が過ぎていきました。

最後に再びKOZU コッキ―カルテット+久保田君、本猪木君が登場。「また逢う日まで」を皆で大合唱し、再会を誓って散会しました。

皆が同じ空間に集う、ただそれだけでたちまち元気になり、あっという間に52年前にタイムトリップ出来る、こんなまたと無い機会を提供してくれた古希同窓会。何より屈託のない皆の笑顔が素敵でした。

古希を過ぎても変わりなく元気な24期の面々と、貴重な時間を割いて出席いただいた先生方に改めて感謝です。

本当にありがとうございました。

＜高津高２４期幹事　田中啓文＞